KICS DOCUMENT.ディレクター武石佳南子さんと行くRE:NEWOOL®工場見学 Part1
KICS DOCUMENT. キクスドキュメント ディレクター武石佳南子さんとRE:NEWOOL®リニュール®工場見学へ行ってきました。
KICS DOCUMENT. キクスドキュメントさんではRE:NEWOOL®を2022年秋冬のアイテムに使っていただく予定です。
今日はその生地が出来上がる工程を見るために、ディレクター武石佳南子さんが愛知県一宮市にいらっしゃいました。
瀧定名古屋㈱RE:NEWOOL®チームが同行します。
朝9時15分 尾張一宮駅に集合して、車で工場見学に出発!
RE:NEWOOL®になる廃棄衣料は、一宮市北東部にある仕分け会社に集められます。着古したセーターや、縫製工場の裁断くず、紡績工場の落ちわたなど、廃棄される羊毛繊維が全国各地から集まってきます。
そこで人の手により一枚づつ色分けされ白系、グレー系、赤系、青系、黄系、グリーン系、茶系…と30色ほどのグループに分けられます。
まず、最初に行った仕分け会社で、紡績会社社長からリサイクルウール作りの話を聞く武石さんと弊社スタッフ。
ウール混率80%以上のニットがRE:NEWOOLの原料になります。
どんなセーターが集まっているのか興味津々の武石さん。
ちょうど仕分け会社を訪問した時は、黒糸の原料となるセーターの下処理をされていました。
反毛の邪魔になるボタンや縫い糸、タグなどを切り取り、毛玉や糸くずをガムテープで取り除く。
こうした丁寧な作業のおかげでで、鮮明な色の糸が作れます。
リサイクルウール作りは、最初のセーターの色分けが、人でないとできない。日本人の国民性を活かしたどこにも真似できない仕事だと強く感じました。
(他の国にこのシステムを輸出したら?の問いかけに)「他ではできない」ときっぱり言い切る社長がかっこいい!
By武石さん
色分けされたセーター類は少し離れた反毛工場へ送られます。
Part2へ続く