KICS DOCUMENT.ディレクター武石佳南子さんと行くRE:NEWOOL®工場見学 Part4
出来上がった糸が織物になる工場へ。一宮市から木曽川を渡って、岐阜県羽島市の織物工場に移動。
糸は整経しやすい分量に巻きなおされてから、整経機にかけられて、経糸が用意されます。
その後、織機で織られて、布地となります。
工場の中はガチャガチャという大きな織機の音が響いて話し声が分からないほど。
一宮で喫茶店が多いのは、親機と下請け人が打ち合わせをするときに、音がうるさい工場から出て近くの喫茶店を使ったから、という話もうなずけます。
織機に乗っている生機(キバタ)をチェック
この後、織上がった布は修正された後、染色整理工場で油や汚れを洗浄し、
風合いを整えて完成します。
リサイクルウールをもっと安く買いたいと思ってたけど、これからは良いものだとお客様に説明したい。
かっこいい服だから買ってみたら、こんな背景だったんだ!と分かるような服を目指しますよ。
by武石さん
尾州地区に様々な工程の工場が点在していますが、それが一つの工場のようにつながってRE:NEWOOLが出来上がってきます。
RE:NEWOOLができる工程を見るには一宮市から羽島市一帯の尾州といわれる地域を車で移動しながら工場を訪れるミニトリップになります。
今回は5月の下旬ということで、緑が豊な尾州地区を目で楽しみながらの工場見学旅となりました。お昼にごちそうになったうな重は、とってもおいしかったです。
RE:NEWOOL®の生地は、今回工場見学をしていただいた武石加奈子さんのブランド「KICS DOCUMENT.」でお使いいただいています。
「KICS DOCUMENT.」のホームページ